親が認知症になった場合、仕事は続けられますか?

まさか自分の父親が認知症になるなんて。

考えることがありませんでした。

いつまでも元気でいると思っていました。

自分の年齢を考えると。。仕方ないですよね。

ゆるやかにそして確実に進行する認知症。

 

最近よく聞く介護離職とは

この言葉を最近よく耳にします。

ご家庭で介護に携わるみなさんも一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

介護離職:介護離職とは、身近な方の介護を行うために、

現在行っているお仕事を退職してしまうことです。

日本での介護離職者は、年間約10万人といわれています。

介護離職を行ってしまうと、収入が減ってしまったり、

社会との繋がりが途切れてしまい、孤立する可能性が高まります。

 

働きながら介護をしている人の数:約557万4000人

(総務省統計局の「平成24年就業構造基本調査」)

 

介護は一人では到底無理。精神的にも肉体的にも、そして金銭的にも。

人間、お金がないと心も狭くなります。

余裕もなくなり、不安がいっぱいになってきます。

でも実際、自分の父が認知症になったりすると、

みなさん一度は「仕事辞めないといけないかも」と考えるのではないでしょうか。

 

はい、わたしも考えました。

一番は、「職場に迷惑がかかるのではないか。」と思いました。

わたしの職場は「急な欠勤ができない職場」でした。

テレビドラマで「二日酔いで今日は休みます」なんて

朝から電話して休んでるやつをみると殴ってやろうかと思います(笑)

いやいやわたしの職場は特に担当制で

自分が休んで穴をあけることができないのでした。

そんな職場だったので一番に考えましたね。

「いっそのこと辞めた方がいいかな」と。

しかし、長年勤めていたこと、

そして元気なときからいろいろ父の話もしていたり、

ちょっと最近様子がおかしいということなど

報告をしていたこともあり、

とても理解がある職場でした。

今思えばあんないい職場はほかにはないんだろうなと思います。

 

介護離職を防ぐためのポイント3つ

 

1.一人で抱え込まず、専門家に頼る

一人でなんとかしようなんてとてもじゃないけどむり。

何事もその道の専門家に頼るのが一番。

まずは介護サービスをさがしてみよう。

 

2.知人や親せきに聞いてみる

必ず、経験のある人が近くにいるはず。

どんなサービスがあるのか、どんなことをしたらいいのか?

どこに相談に行けばいいのか。

いろんなことを聞いて情報交換してみましょう。

一人暮らしの父をもつわたしは「もう父と同居しようかな」と

友人に話したんですね、そうしたら

「ぜったい一人暮らしのほうがいろんなサービス受けられるから、

 そんなにあせって同居することはない」とのアドバイスをいただきました。

なるほど。。。

 

3.職場の人間関係を大切にする

やはり、何かあったときに一番お世話になったり

迷惑をかけるのは職場のみんな。

日ごろから精いっぱい仕事をして、

良好な関係を築いておくことで

いろんなフォローを受けることができます。

父が行方不明になったとき

「仕事はいいから、行っといで!」

とみんなが心配してくれました。

一人ではとても乗りこえられないけれど、

みんなから少しずつ元気をもらって

なんとか毎日を過ごすことができる!ほんとに感謝です。

 

忘れないで!「絶対にひとりでかかえこまない」

 

なにかあったら、ネットで検索したり、

わからないことがあれば、必ずお役所や公の施設に相談しましょう。

いろんなサービスが市町村でもあります。

ひとりで悩まず、みんなを巻き込んでいきましょう。

何事も専門家に頼るのが一番です。

デイサービスショートステイなどもあります。

介護保険料収めてますから。使わないと!

「どうしたらいいのでしょう?」と相談に行ってください。

決して一人で抱え込まないことです。

必ずあります。

大丈夫。正解はないかもしれないけど。

選択肢が増えるはずです。そこから、選んでみましょう。

もし、違っていたらやり直せばいい。

きっといろんな方の笑顔に会えますから。

まずは、介護者の元気を蓄えておかないと、いけません。

やはり「専門家に頼る」ということが一番の近道。

 

 

我が家の場合

父は昔から体を動かすこと、人の世話や家事も好きで、

定年後はマンションの管理人さんなどもやっていました。

父に妻はいません。わたしが高校を卒業するときを待ち、

母は家から出ていきました。

その後父は再婚するでもなく、

わたしたち姉兄を見守ってくれていました。

「再婚しないの?」と一度聞いたことがあるんですが、

父は「そんなんしたら、お前らが嫁に行ったとき

 帰ってくる場所なくなるやろ」って。

それから30年あまり父は一人暮らしです。

いつ帰っても笑顔で迎えてくれて。

得意のお好み焼きを作って待ってくれていました。

父のお好み焼きは絶品で。

うちの子どもたちは「じいちゃんのお好み焼きしか食べない」

とわたしには作らせてくれませんでした。

そんな父が認知症になりました。

これからいろんなこと経験していきます。

 

 

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