一人暮らしで「認知症」の兆しがみえたら
不安ですよね。
このまま一人暮らしができるのか?って心配になりますよね。
でも、ちょっと暮らしにプラスすることで
安心して一人暮らしできるようになります。
絶対便利!安心感半端ない必需品 3つ ご紹介します!
一人暮らしの父を一人で置いておくのがだんだんと不安になり、
仕事中でもとっても気になります。
「一人暮らしの認知症 安心感半端ない必需品ベスト3!」
ご紹介しましょう。
ほんとにこれはあるとないとでは大違いですよ。
離れているととっても心配です。みなさんもどうぞご検討ください。
安心感が倍増します。
ベスト1!ダントツ!「Webカメラ」
リビングにはWebカメラを設置しました。
これはケアマネージャーさんに教えてもらいました。
こんな便利な技術があったのですね。
インターネットできないけど、Webカメラを設置したい!
え~インタネットに接続しないとだめ?
ネット環境がないとWebカメラは使えないのだ。
父は一人暮らしなので、
当然ネット環境もありません。
これから、わざわざインターネット回線の契約をして、
工事をして
月々お支払い??
するか??
いやいや。
却下??いえいえ、ありました!
ドコモのモバイル通信
これでネットが使えるようになります。
契約は携帯電話を1台追加する感覚です!
父が一日のうちに一番長くいる部屋。
それはリビング!
リビングに設置しました。わくわく!
どこからでも部屋の様子が見える?かな??
どこからでもスマホから部屋の状況が見える!
普段、「今頃どうしてるんだろ?」
という不安も一発解消!
使い方は
1.カメラを設置
2.カメラをネット接続
3.映像を見たいスマホにアプリを入れる
4.アプリにアクセスする
5.カメラに映った状況がスマホで確認できる
6.音声も聞くことができる(※お客様がきても話の内容が聞こえる)
設置完了!
このWebカメラの映像は、スマホにアプリを入れて設定すると
だれからでも見えるのです。もちろんパスワード設定があるので、
それを知っている人しか、見ることはできません。
スマホの「スマカメ」(Webカメラのアプリ)で父の姿を確認すると
「あ、なんか食べてる・・」と安心できます。
わたしや姉、兄、主人や子どもたちにもアクセスできるように設定しました。
でも子どもは言いました
「おじいちゃん、監視されてるみたいでちょっとかわいそうやな」と。
うん。ただ、これは監視ではなく「見守り」なの。と話しました。
Webカメラには、問題が1つ
Webカメラの問題は「父の居場所」です。
いつものリビングにいればいいのですが、
2階に上がったりするとカメラには映らないのでした。。
どこ行った~~???となります。
カメラを見ながら父に電話をしました。
すると父は・・エアコンのリモコンをつかんで「もしもし?」
え~~~ちがう!それ「エアコンのリモコン!」だよぉ~~
漫才コンビのようなやり取りで。
もしかしてわざとやってるんじゃないだろうか?なんて思ったりします。
笑っちゃう。
すぐにカメラに写ればいいのですが、
たまにカメラが映らないことがあり、(え~~~( ;∀;))
走って家まで見に行くと、カメラのコンセントが抜かれていたりします。
「おじいちゃん、これさわっちゃだめだからね」というと
「わかった!」といいながら、
数日したら今度は本体が丁寧に箱にしまわれていたり・・( ;∀;)
なかなか手ごわい(笑)
ベスト2! 居場所がわかる「ドコモのイマドコサーチ」
認知症の父のスマホ。機種も変更しました、
子どもが持つような「イマドコサーチ」がついている小型の携帯に。
ボタンを押すとすぐに「現在地」が表示されます。
以前、カメラに映らないし、どこ行ったんだろ?と
「イマドコサーチ」してみたら「自宅」ん・・・
サーチが自宅を表示しても、安心してはいけません。
そう、スマホを自宅に置いたまま、
父は愛用のチャリンコででかけていたのでした。だめぇ~~~
イマドコサーチは「携帯くんの居場所を教えてくれる」のでした。
その後、玄関には「出かけるときは携帯を持っていきましょう」
と張り紙が増えました。(笑)
次の日その張り紙は、しっかりはがされていましたけれど。
ベスト3!「遠隔操作のできる電源リモートスイッチ」
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父は耳が遠いのでTVの音量が半端なくでかい!
それがどうしても気になって気になって。
Webカメラでは音も聞こえるのです。
探しましたリモートで電源OFFできるコンセントを!
夜にカメラを見ると父は爆睡しているのに
TVだけが爆音を放って煌々とついているのでした。
そのとき、リモートスイッチで電源OFF。
テレビは消えてくれます。そして、朝。
父がリモコンを手にしたあたりでリモートのスイッチをONに。
これでまたひとつ安心が増えました。
このころはまだ自分で自転車に乗って出かけたりできていました。
ケアマネージャーさんと相談し、
なんとかこの一人暮らしをもう少しできるように
との方向で進めました。
わたしにできることを精一杯やるしかない
「認知症」のことをいろんな人に教えてもらい父が幸せであるように。
父は相変わらず、いつも笑顔でいてくれます。
目の前のこの瞬間が 大切なのだ
いろんな人の力を借りて 少しずつがんばっていきます。
父が生活しやすいように。みんなで考えていこうと思います。
みなさんの力がほんとうに有り難いです。
番外編!認知症対応していくには兄弟姉妹何人必要なのか?
わたしは姉と兄とわたしの3人です。
認知症の父をもち、初めて姉兄がいるっていいなと思いました。
ひとりではなかなかむずかしい状況です。
大人になり、兄も関東へ。
姉は田舎の田んぼや畑のある旧家へ嫁ぎ、
なかなか会う機会も少なかったけれど、
父が認知症になり、いろいろ相談するようになりました。
Lineでグループを作り状況を共有します。
わたしの自宅や職場が父の家に近いのでいろいろと走り回っていると
「ありがとう」「お疲れ様」などのメッセージが流れてくるのでした。
この一言があるのとないのとでは全くちがう!
ほんとそう思います。
そしてわたしも「今日はもうしんどい・・」
と本音を吐くこともできました。
これね、一人だったら。。
父の一人暮らしもそう長く続けることはできなかったと思います。
兄は今までよりも頻繁に帰ってきてくれました。
記憶に残らない直近の記憶
でも1泊したぐらいでは・・父の記憶には残っていません。
「昨日、兄ちゃんきた?」と聞くと
「来てないわ、長いことあってない・・」( ;∀;)うそぉん。
昨日一緒に食事したよね、ほら、写真もあるよ。
なんて・・・言えなくって
「そうか、また来てやって言わないとね」
記憶はだんだんと短くなり、3時間もたないようになっていました。
朝から姉が来たことも、
夕方わたしが仕事の終わりに寄ったとき、
「姉ちゃん来た?」
「ん?今日は来てないなぁ。電話はあったかな?」
などと言ってました。
最後に。認知症の父を持ち、一番怖いこと
それは、きっとみなさんそうだと思うのですが
「おまえ、だれや?」と
わたしのことを忘れてしまうことじゃないかな。
お願いだから忘れないで・・と願います。
恐ろしいさすが長女!
姉はいつも父に聞いています。
「おじいちゃん、わたしだれかわかる??」
そのたびに父は「わかってるわぁ!自分の娘のこと忘れるはずないやろ」と
わたしは怖くて聞けないや。
「どちらさま?」なんて言葉は
聞きたくないな。
父の認知症は、現在進行形です。
年齢を重ねるといろいろ不具合もでてきますよね。
ただ、自分の父がそうなるとは、思ってもみなかったです、
そして、認めたくないという気持ちもありました。
いつまでも元気な父でいてくれると信じていました。
あるとき、友人に父の状況を話しました。
最後にひとこと。
「それが年を取るということや」
すごく納得できたひとことでした。
「あれもできなくなった」「これもできなくなった」全部ひっくるめて。
「父は年を取った」ということなんだね。
以来、受け止め方が変わりました。すごく楽になりました。
呪文のように、言ってみてください
「これが年を取るっていうことなんだ」と。
認知症のとなりにおられる方が少しでも気持ちの上で楽になれたらいいなと思います。
コメント
紹介 日本語の起源・言霊百神
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